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【薩摩切子の歴史】
薩摩藩におけるガラスの製造は、27代島津斉興(なりおき)の代にはじまりました。
斉興の創設した製薬館・医薬館で行われる試験や精錬に使用するガラス器の必要性から、薬瓶などのガラス器が製造されたことにはじまります。
【 薩 摩 切 子 の 誕 生】
そして1851年斉興の長男島津斉彬(なりあきら)の28代藩主就任によって、薩摩藩のガラス事業は大きな発展を遂げることとなります。
斉彬は藩主就任とともに鹿児島城内にあった花園跡精煉所において色ガラスの研究を命じ、当時の日本では薩摩藩でしたつくり得なかった紅ガラスをはじめ、藍、紫、緑、黄色などの発色に成功しました。
その後、1855年には磯の集成館に百人以上の人々が働く大規模な硝子方を設け、本格的なガラス製造がはじめられ、薩摩切子は急速に美術工芸品として世界の一級品へと成長しました。